リッチメニューは「ただのメニュー」ではありません
LINE公式アカウントのリッチメニューは、ただのボタン配置ではありません。
デザインや構成次第で、顧客体験が大きく変わる非常に重要なパーツです。
今回は、実際によく使われている 7つの活用パターン をまとめました。
業種・目的に応じて活かせるアイデアをぜひ参考にしてください。
通常型(オーソドックス)
もっとも基本となる形式で、テンプレート通りにボタンを配置するタイプです。
情報整理がしやすく、はじめてリッチメニューを導入する方に最適。
使いどころ
- どのビジネスにもマッチする
- お知らせやキャンペーン告知



タブ型(切り替えスタイル)
複数のリッチメニューを「タブ切り替え」のように見せるデザイン。
情報量が多い業種でも、分類してわかりやすく整理できます。
特徴
- 「会社を知る」「採用情報」などテーマを分割
- 1画面で収まらない情報をタブごとに表示
- UI的にも使いやすく、離脱防止につながる





診断型
質問に答えていくと、次のリッチメニューへ進み、最終結果にたどり着くタイプ。
遊び心があり、ユーザーの反応がとても良い人気パターンです。
活用例
- 美容系:あなたに合う肌ケア診断 → 最適なアイテム提案
- 整体・医療:症状チェック → 最適なメニュー提案
- EC:商品診断 → 最適な購入導線


特典型(ロック解除)
最初はメニューが“封印”されたようなデザインにしておき、
必要な情報を入力したりアクションを完了したらメニューを解放する形式。
顧客が欲しい特典を手に入れる前の工夫で情報キャッチ!
活用例
- 必要な情報をフォームで入力すると特典メニューが開放
- 誕生日アンケート回答でクーポンメニューが解放

検索型(地図検索・カテゴリ検索)
リッチメニューを検索UIとして活用するスタイル。
特に不動産業界や多店舗展開のビジネスで人気です。
使いどころ
- 不動産:地図のエリアを押すと物件一覧
- ショップ:店舗の場所からメニューへ誘導
- 旅行:エリア別プランをボタンに配置
地図などをそのままデザインに取り込むことで、
“直感的に押せるメニュー” を実現できます。

ギャラリー型(ヘアカタログや商品一覧に最適)
リッチメニューをカタログ化し、
写真一覧(ギャラリー)として使うタイプ。
活用例
- 美容室:ヘアカタログ
- エステ:ビフォーアフター集
- EC:商品ラインナップ
- 不動産:物件の外観一覧
ユーザーが視覚的に選べるため、反応率が高いパターンです。






レッスン型(フローで学べる)
ステップごとにリッチメニューを配置して、
レッスン形式で誘導する活用法。
使いどころ
- セミナーのステップ学習
- スクール型の教材案内
ユーザーが迷わず進めるため、教育系に非常に向いています。

まとめ:あなたの業種に合う活用法は?
LINEのリッチメニューは、工夫次第で “顧客体験” を最大化できるツール です。
- 通常型 → シンプルにまとめたい
- タブ型 → 情報量が多い
- 診断型 → ユーザーの反応を上げたい
- 特典型 → 会員化・ファン化を狙いたい
- 検索型 → 多店舗や不動産に最適
- ギャラリー型 → 写真を使う業種と相性○
- レッスン型 → 教育・ステップ案内に向いている
ぜひ自社の目的に合うパターンを取り入れてみてください。
